招待講演
11月6日(土) 15:00 - 16:00 A会場
招待講演:前島 謙宣 氏(株式会社オー・エル・エム・デジタル )
座長:櫻井快勢(株式会社ドワンゴ)
「アニメーション制作とR&D - CG・画像処理技術はどのようにプロダクションで使われてるの?」
2010年早稲田大学大学院理工学研究科博士後期課程修了, 博士(工学,早稲田大学). 同大学・理工学部助手,IT研究機構次席研究員,ミュンヘン工科大学 Institute for Cognitive Systemsポスドク研究員を経て,2014年に株式会社オー・エル・エム・デジタルに入社,R&Dのシニアソフトウェアエンジニアとして社内パイプライン・プラグイン開発に従事.2017年より株式会社IMAGICA GROUP Advanced Research Groupのリサーチャーを兼務,映像制作効率化のための産学共同研究を推進.11月7日(日) 11:00 - 12:00 A会場
芸術科学会 CG Japan Award 特別講演 床井 浩平 氏 (和歌山大学)
座長:春口巌(尚美学園大学)
「すこし先に行きたい~大学の情報処理教育で考えてきたこと」
1986年豊橋技術科学大学大学院情報工学専攻修了,同年,和歌山大学経済学部助手,同講師,助教授を経て1995年和歌山大学システム工学部助教授.現在,准教授.博士(工学,大阪大学).著書に「GLUTによるOpenGL入門」「GLUTによるOpenGL入門2テクスチャマッピング」ほか.和歌山大学では経済学部において「経済学部における情報処理教育」に関わった.1995年に新設されたシステム工学部では,デザインという情報を取り扱う理工系学科である「デザイン情報学科」において,初期のカリキュラム作成から情報処理教育システムの構築・運営に関わった.
特にオープンソースで開発されている高機能3Dモデリングソフト「Blender」の操作方法を解説したPDFファイルを広く公開し,窓の杜で紹介されると共に,SNSでも多くの反響を呼んでいる.
11月8日(月) 13:30 - 14:30 A会場
招待講演:玉樹 真一郎 氏(わかる事務所)
座長:伊藤智也(八戸工業大学)
「ついやってしまう」体験のつくりかた〜体験デザインという研究領域
1977年生まれ.東京工業大学・北陸先端科学技術大学院大学卒.プログラマーとして任天堂に就職後,プランナーに転身.全世界で1億台を売り上げた「Wii」の企画担当として,最も初期のコンセプトワークから,ハードウェア・ソフトウェア・ネットワークサービスの企画・開発すべてに横断的に関わり「Wiiのエバンジェリスト(伝道師)」「Wiiのプレゼンを最も数多くした男」と呼ばれる.
2010年任天堂を退社.青森県八戸市にUターンして独立・起業,「わかる事務所」を設立.全国の企業や自治体などで,コンセプト立案,プレゼン手法,デザイン等をテーマとしたセミナー,講演,ワークショップ,プレゼン等を年60回以上おこなうほか,コンサルティング,ウェブサービスやアプリケーションの開発等を行いながら,人材育成・地域活性化にも取り組む.
2011年5月より特定非営利活動法人プラットフォームあおもり理事.2014年4月より八戸学院大学 地域経営学科特任教授.2019年4月より八戸学院大学 学長特別補佐.2017年4月より三沢市まちづくりアドバイザー.2020年4月よりGOB Incubation Partners株式会社 事業革新アドバイザー.2021年4月より株式会社八楽 社外取締役. 著書に『コンセプトのつくりかた』『「ついやってしまう」体験のつくりかた』(いずれもダイヤモンド社)がある.