芸術科学会論文誌 投稿用カバーシート：天野憲樹


■ 論文種類（以下のうちから一つ選択）
  ・原著論文 フルペーパー    

■ 論文分野（1)～3)のうちから一つ選択）
  3) 融合分野

■ カテゴリ（1個以上選択）
  a-4) CG技術(可視化)
  a-6) 画像処理技術
  a-8) 音楽処理技術
  c-1) 音楽コンテンツ
  c-2) インタラクティブアートコンテンツ 
  c-4) メディアアートコンテンツ

■ 該当特集（以下のうちから一つ選択）
  ・一般論文：NICOGRAPH2019特集論文

■ 論文題名(和文、英文)
音楽の立体的な色彩化とウェアラブル化の試み

An Attempt in Making Music 3D Colorization and Wearable

■ 著者名(和文、英文)
天野憲樹（正会員）

Noriki Amano(Member)

■ 著者所属(和文、英文)
武庫川女子大学生活環境学部情報メディア学科

School of Human Environmental Sciences, Department of Informatics and Methodology, Mukogawa Women's University

■ 著者e-mail
amnrk＠mukogawa-u.ac.jp

■ 連絡担当者の氏名、住所、所属、電話、Fax、e-mail

氏名：天野憲樹
住所：〒663-8558 兵庫県西宮市池開町6-46
所属：武庫川女子大学生活環境学部情報メディア学科
Tel：0798-45-9820
Fax：0798-45-9820
e-mail: amnrk@mukogawa-u.ac.jp

■ 論文概要(和文400字程度、英文100ワード程度)
我々は音楽と色彩を研究対象とし，「着る」という音楽の新しい楽しみ方を創造するとともに，
そのエンターテインメント化を探求している．具体的には，音楽からカラフルなコスチュームの
映像をリアルタイムに形成し，人の周囲に生成したフォグにプロジェクターで投影することにより
「着衣」とする．このため本研究では，音楽を立体的に色彩化する手法，音楽からコスチュームの
映像を形成する手法，そして，音楽の映像を身に着ける手法を提案する．核となるアイディアは，
音階の螺旋構造と共感覚に着目した音楽の立体的な色彩化，ジェネラティブ・アートの技法による
コスチュームの映像形成，投影媒体のフォグに対する3方向からの映像投影である．しかし，
フォグへの映像投影はうまくいかず，白衣やマネキン本体に直接コスチュームの映像を投影する
実験も行った．本研究により，特殊な感覚の保持者だけではない誰もが音楽を「身に付ける」
という音楽の楽しみ方が実現される．

We are studying music and color to create a new way of enjoying music namely "wearing", 
and we are exploring its entertainment. In this paper, we propose a method to color music 
in three dimensions, a method to generate costume images from music, and a method to wear 
music images. The core ideas are the three dimensional coloring of music focusing on the 
spiral structure of the musical scale and synesthesia, the image generation of the costume 
by the technique of generative art, and the image projection from three directions to the fog 
which is the media of projection.

■ キーワード(和文5個程度、英文5個程度)
音楽，視覚化，色彩化，ウェアラブル，エンターテインメントコンピューティング

Music, Visualization, Colorization, Wearable, Entertainment Computing