芸術科学会展【DiVA展】作品募集のお知らせ
芸術科学会では来る5月23日に東京工業大学で開催されるNICOGRAPH春季大会と同時に、芸術と科学の融合領域において生み出される、コンピュータを用いて制作された作品のコンテスト「DiVA展」を行ないます。作品は、芸術と科学、(あるいは融合領域)の専門家によって構成される委員会により厳正に審査され、受賞作品はNICOGRAPH会場での展示、表彰と、芸術科学会誌『DiVA』誌上での表彰を行ないます。
〇応募資格
年齢、学籍、研究者、非研究者を問わず、誰でも応募できます。
芸術科学会の会員である必要はありません。
〇賞の概要
芸術科学賞 大賞(1作品)
賞金10万円、記念品
〃 優秀賞(2作品)
賞金2万円、記念品
〃 奨励賞(1〜2作品)記念品
〃 入選(若干)
賞状
入選作品は学会誌「DiVA」(夏目書房発行) 誌上においてアブストラクトが掲載されます。また本学会会員による応募作品と入選作品のアブストラクトはNICOGRAPH春季大会予稿集に掲載される予定です。
〇応募作品の条件
応募の段階で完成した作であること。制作に何らかの手法によりコンピュータを用いているか、展示にコンピュータを用いる作品であること。コンピュータグラフィックス(静止画、動画)、ビデオ、メディアアート、インタラクティブアート等が挙げられますが、カテゴリーは特に指定しません。
〇審査方式
(1)
芸術性に対する審査
美学、芸術を専門とする審査委員会のメンバーによって、新規性(オリジナリティ)、創造性(クリエイティビティ)、美術的完成度、メッセージ性など、さまざまな観点からその美学、芸術性に対する審査を行ないます。
(2)
科学性に対する審査
科学を専門とする審査委員会のメンバーによって、作品が、(1)科学的知見によってインスピレーションを得、作品として昇華している(2)作品に用いる技法に、オリジナリティが認められる(3)作品を観る(体験する)ことによって、新たな科学的インスピレーションが湧くあるいは科学教育に貢献できる、等の項目について審査します。
(1)と(2)の審査結果において、いずれか、あるいは両方について特に優れていると認められる作品を表彰します。
〇応募に必要な提出物
審査のための提出物は次の(1)から(4)の該当するファイルを1枚のCD-Rに一括しておさめ、郵送してください。
(1) インスタレーションまたは動画作品の場合は Windows Media Player,
Real Player, QuickTime Player のいずれかで再生可能な動画ファイル。
原則として2分以内。
(2) PDF形式のアブストラクト(作品解説)、
連絡先・所属
書式については芸術科学会論文誌をご参考ください。
http://www.art-science.org/journal/
(3)
展示図面等(電源、構成図、大きさや設置方法など)
(4)(印刷用の)作品静止画,
顔写真。JPEGなどの画像ファイル。
なお、提出物は返却いたしません。
〇募集〆切
平成15年4月28日(必着)
〇作品応募先
〒152-8552 東京都 目黒区 大岡山 2-12-1
東京工業大学大学院情報理工学研究科 計算工学専攻
中嶋研究室
「DiVA展作品応募」係
○問合せ先
DiVA展実行委員会 diva[AT]art-science.org [AT]→@
〇スケジュール
審査結果発表 5月上旬予定
5/19(月) 作品搬入
5/20(火) 〜 5/23(金)
実演展示
5/23(金)
プレゼンテーション・パネルディスカッション
〇開催場所
東京都目黒区大岡山2-12-1東京工業大学百年記念館1Fホール
(最寄り駅:東京急行大岡山駅
徒歩1分)
〇出展に関しての注意
展示に際しての作品のための機材ならびに組み立て撤収等の作業、および作品の維持につきましては出展者御自身で御用意頂けますよう宜しく御願いします。
搬入ならびに搬出につきましては会場内に駐車場を用意いたします。
〇委員の構成
実行委員長 中嶋正之(東工大)
実行委員 草原真知子(早稲田大)
坂井滋和(早稲田大)
土佐尚子(ATR)
春口巌(尚美大)
審査委員 今間俊博(尚美大)
佐藤誠(東工大)
森司(水戸芸術館)
森山朋絵(東京写真美術館)
森脇裕之(多摩美大)
運営委員: 岡田智博(クールステーツ)
児玉幸子(電通大)
永江孝規(東京工芸大)
白井暁彦(東工大)
浅野耕平(東京工芸大)