芸術科学会論文誌 投稿用カバーシート

■ 論文種類（以下のうちから一つ選択）
  ・原著論文 フルペーパー    

■ 論文分野（以下のうちから一つ選択）
  ・科学系分野

■ 該当特集（以下のうちから一つ選択）
  ・特集名「NICOGRAPH春季大会 特集論文」

■ 論文題名(和文、英文)
螺旋階段：属性を用いた情報の3次元一括可視化
Spiral Steps:Whole 3D Information Visualization based on Grouped and Sorted Attributes

■ 著者名(和文、英文)
桑原明栄子，牧野光則
Meeko KUWAHARA，Mitsunori MAKINO

■ 著者所属(和文、英文)
中央大学大学院 理工学研究科 情報工学専攻
Graduate School of Science and Engineering，Chuo University

■ 著者e-mail
kuwahara@makino.ise.chuo-u.ac.jp (Meeko KUWAHARA)
makino@m.ieice.org (Mitsunori MAKINO)

■ 連絡担当者の氏名、住所、所属、電話、Fax、e-mail
桑原 明栄子
112-8551　東京都文京区春日1-13-27
中央大学大学院　理工学研究科　情報工学専攻　牧野研究室
03(3817)1684　03(3817)1681
kuwahara@makino.ise.chuo-u.ac.jp 

■ 論文概要(和文400字程度、英文100ワード程度)
年々増加するディジタルデータの理解と把握を深める手段として，コンピュータグラフィックスによる情報可視化技術は重要性を増している．著者らは階層構造データを対象として，各要素がもつ属性により表示形態や配置順序を決定する3次元一括可視化手法・システムを研究している．これまでに情報をアイコンで表し，入れ子形式で，円領域内に配置する手法「円形都市」を提案している．この手法は，属性の表現，ならびに，属性を利用した順序の入れ替えに対し，ユーザの理解を妨げずに表現できる．また，データの構造だけでなく，同時に表現可能な属性量が多い．一方で，平面上に全データを一面展開するため，提示情報の視認性が一部十分ではなく改善の必要がある．

本稿では，これを拡張し，情報を螺旋状に配置し，枠で表現していた同一グループを台座で表し，アイコンサイズの高さを統一することで，各アイコン，台座の遮蔽を軽減する．そのことにより，仮想3次元空間のより有効な利用とユーザのより容易な理解をはかる．さらに，階層構造に限らず，属性情報を持つ要素で構成されているデータにも適用し，システムの汎用性を向上する．

In this paper, "Spiral Steps", whole 3D information visualization, is proposed for data having some attributes.  In the method each element is represented by an icon, which represents its attribute as color and shape. Grouping and sorting one of the attributes, we allocate all group of the elements spirally and hierarchically.  The Spiral Steps can be regarded as a revised version of "Circular City", proposed by the authors previously.  By the Spiral Steps we can obtain better visibility of elements and apply the visualization to non-structured data as well as structured data.


■ キーワード(和文5個程度、英文5個程度)
情報可視化，属性情報，ソート，分類
Information Visualization，Attributes Information，Sorting，Grouping


※ 投稿原稿はカバーシートをテキストで、本体をPDF形式あるいはWORD形式で
本会事務局(submit@art-science.org)にメールにて提出する。
本会事務局は受領番号を著者に通知する。
なお、本体のファイルサイズは原則として 10MB 以内とする。