芸術科学会論文誌

第23巻　巻頭言(Editor's Message)

　芸術科学会論文誌は2024年に第23巻を発刊することとなりました。これもひとえに会員の皆様のご支援の賜物であり、心より感謝申し上げます。

　2024年10月より、前任の渡辺先生から論文委員長を拝命いたしました。引き続き、会員の皆様にご満足いただけるよう、論文誌の質の向上に努めてまいりますので、今後とも、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

　さて、2022年11月に公開されたChatGPTをはじめとした生成AIの登場により、情報セキュリティ上の課題はあるものの、対話的な文章作成や、プログラムを書いたりすることが可能になりました。生成AI技術の発展は、研究者にとっても新たな可能性をもたらしています。

　また、文章やプログラムの記載だけでなく、画像・音声、そして映像までも生成および解析できるといった技術革新により、芸術科学の研究は新たな段階を迎えています。このような技術革新を受けながら、新しい研究の地平を切り拓いていくことが、芸術科学会の使命であると考えております。

　これからも多くの研究者の皆様と共に、芸術科学の発展に寄与してまいりますので、是非とも科学系、芸術系、そして両者の融合による学術論文の投稿をお待ちしております。

　澤野　弘明
論文委員長

注意: 本論文誌に掲載された論文の著作権は、原則として著者にあります。複写等の際には著者の許諾が必要となります。ご了承ください。

Last updated: 2024/12/11